英語を勉強しようと思ったとき、どんな方法を選びますか? 性格やこだわりによって向いている学習法は異なります。今回は、3つのタイプに分類し、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。最後には、どの学習法が自分に合っているのかを診断できるチャートも用意しました。
英語勉強法を3つのタイプ別に紹介!
1. 基礎からしっかり固めて実用的なレベルまで持っていく「授業的勉強法」
この学習法は、文法や単語の基礎をしっかり固めながら、徐々にレベルアップしていく方法です。体系的に学ぶことで英語の仕組みを理解しやすく、確実な知識を身につけられるのが特徴です。
単語帳や文法書、参考書などを利用します。
✅ 英語の基盤がしっかり身につく
✅ 必要な知識を効率よく学べる
✅ リーディングやライティングが得意になりやすい
❌ 実際に話す練習の機会が少ない
❌ 学習に時間がかかることも
❌ 退屈に感じる人もいる
📌 筆者の意見 私自身、この方法を好んでいます。よく「学校の英語教育は役に立たない」と言われますが、問題は学校のやり方が間違っているのではなく、話す機会が圧倒的に少ないこと。基礎をしっかり固めることで、実際に使う際に効率よく学ぶことができます。地味で遠回りな方法に思えますが、長期的に見れば最も効率的な学習法の一つです。
話す機会が少ない点は、オンライン英会話などでカバーしましょう。
2. とにかく楽しみながら話せるようになりたい「エンタメ的勉強法」
勉強っぽいことをしたくない人に向いている学習法です。好きな映画や音楽を通じて、英語を自然に吸収し、楽しみながら身につけることができます。堅苦しい学習を避けつつ、実際に使われる表現に触れられるのが魅力です。
海外ドラマや映画、洋楽、好きな俳優やアイドル関連のコンテンツなどを利用します。
✅ 続けやすく、楽しく学べる
✅ リスニングが鍛えられる
✅ 生の英語表現が身につく
❌ 文法や単語の理解が曖昧になりやすい
❌ 語彙や表現が偏る可能性がある
❌ インプット中心になり、話す機会が少ない
📌 こんな人におすすめ 勉強が苦手で、好きなことを通じて英語を身につけたい人向け。ただし、楽しく学べる反面、基礎をおろそかにすると伸び悩むこともあるので、補助的に文法書や単語帳を使うとさらに効果的。
また話す機会に関しては一つ目の勉強法と同様、オンライン英会話などでカバーしましょう。
3. とにかく話したい!「超実践的社交的タイプ」
とにかく英語を話すことを最優先に考え、実際の会話を通じて学んでいくスタイルです。細かい文法や単語の暗記よりも、まずは話してみることに重点を置きます。実践的な環境で学ぶことで、スピーキング力やコミュニケーション能力を早く伸ばすことができます。
留学や旅行、外国人の友人との会話などを利用します。
✅ スピーキング力が最速で伸びる
✅ 自然な会話表現が身につく
✅ 英語に対する抵抗がなくなる
❌ 文法や単語の知識が不足しがち
❌ 最初は伝わらないことが多く、ストレスを感じることも
❌ 実際に話せる環境を作るのが難しい
📌 こんな人におすすめ 「とにかく話したい!」という社交的な人向け。最初はうまくいかなくても、実際に使いながら覚えていくことで、より実践的な英語力を身につけられる。ただし、文法や単語の勉強も並行して行うとさらに効果的。
【適性診断】あなたに合う勉強法は?
どの勉強法が自分に合っているのかわからない方向けに、簡単な適性診断のようなものを用意しました。
以下の質問に答えてみてください。
- 文法の勉強は好き?
- はい → ①
- いいえ → ② or ③
- 英語の勉強は楽しくないと続かない?
- はい → ②
- いいえ → ① or ③
- 英語を話すことに抵抗はない?
- はい → ③
- いいえ → ① or ②
- 海外ドラマや音楽が好き?
- はい → ②
- いいえ → ① or ③
- 外国人と積極的に話せる環境がある?
- はい → ③
- いいえ → ① or ②
診断結果
- ①が多い人 → 学校の授業的勉強法が向いている!
- ②が多い人 → エンタメ的勉強法が向いている!
- ③が多い人 → 超実践的社交的タイプが向いている!
まとめ
どの勉強法にもメリット・デメリットがあり、大事なのは自分に合った方法を見つけることです。筆者としては、基礎を固める学習法を推奨しますが、それぞれのスタイルを組み合わせて、自分なりの最適な勉強法を見つけるのもアリです。
この記事を読んでくださった方の英語学習がはかどることを願っています!
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